シャンパーニュのテロワールを尊重する
自然の恵み、ラリエの洗練
« 「偉大なワインの起源は偉大なブドウである」 »
– ショーン・ラリエ, 1938
私たちが誇るアイを取り巻く偉大なテロワールとは、人もうらやむ気候、畑、ブドウ、その全て。このショーン・ラリエの哲学は私たちの仕事の核となり、毎年自然からもたらされる恵みに磨きをかけます。ブドウのブレンドは画一的な均一性を求めるためではなく、年によって異なる個性を引き出し、その年の「新しいシャンパーニュ」に繊細な香りや豊かな個性を与えるためのものなのです。
今を生きるクラフトマンシップ
新旧の技術を融合し、人の直感をワインの表現へと昇華
オートクチュールのワイン造り
緻密さと進取の気質を取り入れ、ベース・ワインを温度管理されたステンレス・タンクで細かく分けて醸造、その多様で表情豊かな味わいを丁寧に表現。ピノ・ノワールとシャルドネだけを使い、自社で選抜した酵母で発酵、マロラクティック発酵を駆使してフレッシュさを維持し、正統性を備えた最終製品へ。 少量のリザーヴ・ワイン (20%) を加え、ラリエの特徴でもある凝縮感とクリーミーなテクスチャを与えるために澱と共に長期間熟成。個々のシャンパーニュの本質的な味わいを尊重するため、ドザージュはできる限り低く。
環境への配慮
地球の繁栄はワインメーカーである私たちにとって最大の財産。慈しみ、寄り添うべきもの。
多用性の維持に貢献
シャンパーニュ・ラリエはミツバチや果樹などの生物多様性を促進し、フランスの環境認証HVE（環境価値重視認証）に示されているように環境価値をすべての行動に優先してブドウ畑を丁寧に管理。自然が与えてくれるものに敬意を払い、それを軸にラリエの代表的なスタイルと、一貫して卓越した品質を追求しています。
ラリエのスタイルの神髄
“私たちの代表的なアプローチは4つの感覚―ピュアさ、フレッシュさ、凝縮感、深みが交錯する場所にあります。
ピュアさとフレッシュさはテロワール、ブドウ品種などシャンパーニュを形づくる要素に由来します。一方で凝縮感と深みはメゾンで私たちが行う選択、長期熟成や独創的なブレンドなど、伝統と革新が出合うことで生み出されます。”